リビングに土間を取り込んだ広い居住空間
お客さまからのオーダー
和室や仏間の部屋で田の字に区切られた昔ながらの間取りだった築30年のお家。
間仕切りで狭く感じる4部屋の空間を犬や子供たちがのびのびと走り回れるような空間というご要望に、開放感のある広い土間リビングをご提案しました。
間取り図
施工前
ダイニングや和室が4部屋に仕切られた昔ながらの間取り
施工後
犬や子供たちが走り回れる土間リビングとダイニングをひとつなぎの空間へ
施工概要
工事費 | 1,200万円 |
施工面積 | 101.02㎡ |
築年数 | 30年 |
所在地 | 広島県府中市 |
建物規模 | 木造2階建て |
設計期間 | 2020年12月~2021年3月 |
工事期間 | 2021年 4月~6月 |
設計担当者より
「4部屋をひとつながりの空間に」
田の字型の間仕切りを取っ払い、仏間だった部屋をひとつながりの広いリビングとしたことで、ソファでくつろいだり、庭を眺めながらヨガをする豊かな空間に。
段差をつけた土間空間は、子供たちや犬が走り回って遊ぶためのスペースとして贅沢に広く使いました。
またダイニング・キッチンの壁も撤去し、取り替えたばかりのキッチンをそのまま活かすアイランドカウンターで作業性と意匠性の両立を考慮した設計です。
冷暖房のために、ダイニング・キッチンとリビングの間にはガラス製の引込戸を設置して、閉めても開放的で明るい部屋同士をつなげることができました。
塩出 絵美設計士